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言葉にする前に、何かが“起きていた”。
それが「想感縁(そうかんえん)」に参加して、最初に感じた正直な感想だ。
見る、聞く、触れる――そうした感覚よりも少し手前。
自分の内側で、まだ名前のついていない感情や記憶が、そっと揺さぶられていく。

丸山奏という表現者がつくり出す「想感縁」は、
作品を鑑賞する場でも、答えを探す場でもない。
そこにあるのは、“感じること”そのものと、
それを他者と共有するという、極めて静かで深い体験だ。
本記事では、実際に「想感縁」に参加した体験をもとに、
その場で何が起きていたのか、
そして、なぜ今この試みが必要とされているのかを記していく。
なお、丸山奏本人へのQ&Aについては、後日追記予定としたい。
まずは、参加者としての視点から、この不思議な時間を言葉にしてみたい。



Q1.
今回が初のプロデビューイベントですが、
「やろう」と決めた一番のきっかけは何だったのでしょうか?
A1
開催のきっかけはたくさんありますが、
2つ伝えさせてください!
一つ目!
2024年9月にプロフォトグラファーになるための経験を積むための挑戦、
100回撮栄を始め、2025年11月に完結しました。
この100回撮栄は、みなさんの協力、
そして、人と人とのつながり
があって、進めることができました。
その感謝を伝えたい!
そして、私もそんなつながりを届けたい!
と想ったことが一つ目のきっかけです。
2つ目は、
写真以外でも
一人ひとりの一歩につながるものを
届けたいからです!
一歩とは、
日常の小さな挑戦のことで、
挑戦の始まりや大きなこと、行動だけではありません
想いを抱くことや、毎日の発見、思考を変えることだって、
一歩です。
私は、そんな一歩は心の奥にある、
心の奥で揺れ動いているそのままの想いが、
一歩につながる発見になると想うんです。
だから、
そんな、想いに光を当てたい!想いました!
だから、
対話という形で、イベント開催を決めました!



Q2.
イベント名『想感縁(Sensory Edge)』には、どんな想いを込めていますか?
A2
私は100回撮栄で、
たくさんのつながりができました。
想感縁で行う対話は、
自分自身の心の奥底にあるのそのままの感情を
そのまま外に出す、発すること。
そして、相手のそのままの想いを知るだけでなく、
自分の心で受け止めて、感じること。
を大切にしています。
そんな、そのままの想いをそのままの形で伝え合い、感じ合う
対話の中で生まれるつながりは、
表面上ではない、
お互いを応援し合える「深いつながり」
なんです!
そこで、
イベントのコンセプトである、
「想いを知って、感じて、深いつながりを創る」
の中から、
思いの「想」
感じるの「感」
つながりの「縁」
をとって、想感縁と名付けました!



Q3.
丸山さんにとって「写真を撮る」という行為は、
記録・表現・対話のうち、どれに一番近いですか? その理由も教えてください。
A3
表現です!
ただ、私の写真は、「撮る」だけでできているものではありません。
ヒアリングで
相手の大切にしていることや届けたいもの、
その理由や過程など、
相手の想いを「知る」
撮栄で
ヒアリングで知った想いや
相手の雰囲気や空気感を「感じる」
そして、感じたままを写真という形にします。
編集で、
相手の雰囲気や空気感、
相手から感じた想いが伝わるように、
色や光で表現します。
こうして、
「想い」を表現した写真を届けることで、
あなたの心の奥にある、
心の奥で揺れ動いている想いを照らし、
あなたの日常の小さな挑戦へつなぐ「応援」をします!



Q4.
これまで100回以上撮影を重ねる中で、
今の自分をつくった「忘れられない出会い」や出来事はありますか?
A4
100回撮栄を進める中で、
一つとして同じもののない
想いを感じました。
そして、私も一つのして同じもののない
想いを抱きました。
そんな1回1回全てが今の私を創っています。
その中でも、
自分の転機は2回ほどあったと想います。
1回目は、
南極みずきちとの出会いです。
「最初から意味や目的がない夢でも、語れば叶うんだ。」
と、伝えるリールに感化され、
初めて、憧れを抱きました。
私が、100回撮栄を始めたきっかけの一つでもあります。
そして、
12/15MIDNIGH SUN 特別編 で
「100回撮栄してプロフォトグラファーになる」
という夢を語ったことが、
自分の大きな一歩になりました。
今まで抜けきれなかった、
蓋をしていた、心の奥底の辛い想いを
全て語り、乗り越えてきて今があるってことを伝え、
過去と決別できたんです。
そこから、
私は、一人ひとりの生きてきた過程や背景を
大切にするようになりました。
そして、
この『想感縁』にもつながる
「ありのままの自分で心からの想いを語れるイベントを創る!」
という夢ができました!
2回目は、
出会いというより出来事でですが、
温かい言葉に助けられながら、足掻いて、100回を達成したことです。
100回撮栄では、
心無い言葉をかけられる、
言いふらされるようなことも
ありました。
大切な想いを軽視されました。
あの人みたいにはなりたくない、
こうしたくない、
こうしないとダメだって
嫌悪感や反発心が、原動力になっていきました。
自分を失っていきました。
そのままの自分を隠して、
聞こえのいい、大人に好かれるような言葉で自分を包んで、
いきました。
また、辛くなって、苦しくなって。
もう、辛く、苦しくなるのは嫌で、
いい写真が撮れなくなってしまうから。
尊敬にしてるあの人も、
大好きなあの人も、
みんな、そのままの自分を隠して、
生きているんじゃないか?
誰も信じられない。
信じたくない。
心のままの自分、心のままの想いを
出すことを避けていきました。
やっとの事で
紡いだ言葉や想いも
嫌悪感や反発心に
蝕まれていくようで辛かった。
もがいて、足掻いて。
それでも、
プロになりたいから、
一歩を応援したいから、
100回撮栄は続けました。
こうして、
撮栄を続けていくうちに
つながりの先で、
感じる想いが、
かけてくれた言葉が、
私を支えてくれた。
撮栄を通して、
感じる相手の想いは
心のままだって
この身で、この目で、この心で、感じられた。
こうした小さな一歩が今につながっています。



Q5.
このイベントを通して、参加者や読者に
「これだけは持ち帰ってほしい」と思っていることは何ですか?
A5
参加者へ
想感縁で自分と向き合い、
紡いだ想い、感じた想いは、
これからもあなたを照らしています。
もし、自分を失いそうになっても、
色紙を見て、
想いを伝え合い、感じ合った仲間。
あの時の自分を想い出してほしいです。
心のままの大切な想いがそこにあります。
あの時の自分があなたを照らしています。





情報ぐんま読者へ
あなたにだって、私にだって、
心のままの大切な想いはあります。
そのままのあなたを大切にしてほしいです。
その想いはあなたを動かすものなんです。
これからも私は、
心のままの想いがあなたを照らすための
活動を続けます。
今のあなたを感じさせてください!
想感縁フォトまとめ
https://photos.app.goo.gl/tGcP8fy3xbqTytJM7
@mylife_with_photo_next
@soukanen_tsunagari

- フォトグラファー丸山奏プロフィール
フォトグラファー丸山奏(まるやま かなで)さんは、15歳から「100回撮影チャレンジ」でプロを目指し、人物写真(プロフィール・宣材写真・イベント・日常など)を中心に撮影するライフフォトグラファーで、100回の撮影を終え、プロデビューイベント「想感縁(そうかんえん)」を開催するなど、人と人との繋がりを大切にした活動を展開しています。



【編集後記】
「うまく言葉にできない」という感覚を、久しぶりに大切にした時間だった。
情報として整理することや、意味づけを急ぐことは簡単だ。
けれど「想感縁」は、それを少しだけ保留にしてくれる。
答えを持ち帰らなくてもいい。
むしろ、問いや違和感のまま、日常へ戻っていくことに価値がある――
そんな感覚を思い出させてくれた。
ただ、この記事を読み終えた今、
もし少しでも心のどこかが引っかかったなら、
それ自体がすでに「縁」なのかもしれない。
感じることから、世界は静かに動き始めている。