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住まいと暮らしを中心とした群馬県内最大級の総合展示会「くらしたのしGUNMA2025」(上毛新聞社、上毛新聞TR主催)が9月6日・7日の両日、前橋市の日本トーターグリーンドーム前橋で開かれています。会場には住宅メーカーやエクステリア業者、カーディーラーなど約100のブースが並び、多彩な展示やステージイベントでにぎわいを見せています。



6日には、物まねタレントのキンタロー。さんによるライブも行われ、来場者を笑いで包みました。また、県内10店舗のカレーが集まる「カレーなる群馬EXPO」、手作り雑貨やアクセサリーを楽しめるクラフトマーケットなど、家族連れから若い世代まで幅広く楽しめる企画が充実しています。



その一角で注目を集めたのが「上毛かるたフェス」。会場では、群馬県民におなじみの“上毛かるた”を体験できるコーナーやオリジナルグッズ販売が行われ、多くの来場者が足を止めて楽しみました。さらに、英語バージョンのかるた大会では「Mount Haruna」「Tone River」などの札を真剣に取り合う参加者の姿に、大きな笑いと拍手が沸き起こりました。加えて、上毛かるたにまつわる知識を競うクイズ大会も行われ、世代や国境を越えて群馬の歴史・文化を再発見するひとときとなりました。






来場者からは「子どもと一緒に楽しめた」「英語版は新鮮だった」との声も寄せられ、地元の伝統を遊びながら学び、国内外の人々と共有できる機会となりました。









「くらしたのしGUNMA2025」は入場無料で、両日とも午前10時から午後5時まで開催。暮らしに役立つ最新情報とともに、群馬の魅力を体感できる場となっています。






【編集後記】
“上毛かるた”は、群馬で生まれ育った人にとっては幼い頃から親しんできた遊びですが、改めて体験してみると、その一枚一枚に地域の歴史や誇りが詰まっていることを実感します。今回のフェスでは英語バージョンやクイズなど、新しい切り口で盛り上がり、世代も国境も超えて「群馬を知るきっかけ」になっていたのが印象的でした。
くらしたのしGUNMAの多彩な催しの中で、暮らしを彩る情報とともに、地元文化を遊びながら共有する時間があったことはとても意義深いと感じます。来年以降も“くらし”と“文化”を結ぶ場として続いていくことを楽しみにしています。