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【旧ひがき寮】地元継承へ新たなバトンとロジウラレトロ祭り

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2026年6月6日(土)・7日(日)の2日間、みなかみ町の水上温泉・旧ひがき寮(旧飛騨屋)にて「ロジウラレトロ祭り」が開催されました。ノスタルジックな空間で「昔あそび体験」や「モノづくりワークショップ」などが開かれ、地域住民や観光客で大きな賑わいを見せました。

本プロジェクトの立ち上げ期から、まちづくりの専門家として伴走されてきた東京大学の永野真義先生の知見を交え、この記念すべき活用プロジェクトの転換点と、現場を盛り上げるキープレイヤーたちへのインタビューをお届けします。

1. 専門家と見据える「地元継承」:新たな自走のステージへ

今までオープンハウス、東京大学、群馬銀行、民間で運営してきて、年に2〜3回程度のプログラムで活用を模索してきた旧ひがき寮。この度、その活用の主導権がいよいよ地元のプレイヤーたちへと正式にバトンタッチされる、記念すべき節目を迎えました。

都市計画・地域マネジメントを専門とする東京大学の永野真義先生は、こうした歴史的建築物の利活用において「産学官金の仕組みをいかに地元へ着地させ、自走させていくか」というプロセスの重要性を早くから示唆されてきました。

この場所が持つ「十戸が連なる長屋風の佇まい」という独自の魅力を活かし、日常的なものづくりやアートの拠点にしたいという熱い思いから、地元のアーティストや移住クリエイター(桜井さん、中村さん、桑原さんら)が自ら手を挙げました。今後は活用の機会が2倍、3倍、さらには5倍へと大きく広がり、自分たちで空間を作り上げていくプレイヤーが日常的に入居する、個性豊かなコミュニティ空間への発展が期待されています。

2. 出展者・主催者現地インタビュー

主催者:桜井 その子 氏(地元アーティスト)

―― 本日のイベントの目的と今後の目標を教えてください。

今回は主催側としての出展となります。まずはメンバーみんなで一丸となり、このイベントを一生懸命形にすること、精度を上げていくこと、そしてこれからの本格的な活用に向けて取り組んでいく姿勢をお見せすることが大きな目的です。

直近では、今年9月に開催される町のお祭り「みなかみみらい祭」に向けて準備を進めていきます。また、並行してこの場所のDIYの進め方なども具体的に決めていくつもりです。今回のようなマルシェ形式だけでなく、今後は単発のお教室(ワークショップ)の開催や、より小規模なイベントなども自主的に企画・主催していきたいと考えています。

出展者:株式会社CATENAS「ひびのま」

(齋藤 舞奈 氏 / 宮本 綾乃 氏)

―― 今回のマルシェに出展された目的を教えてください。

一番の目的は、私たちの活動である『ひびるぼ』を、まずは多くの方々に知ってもらうことです。現在、やっと新しく店舗ができ始めたというスタートラインに立ったばかりの状態で、これから本格的に展開していく予定です。

―― 「ひびのま」としての今後の展開について教えてください。

私たちが扱う『駄菓子(伝統・地域工芸等の文脈)』が持つ、地域との結びつきや繋がりという強みを活かしていきたいです。『駄菓子掛け合わせる×〇〇』というコンセプトを掲げ、例えば『駄菓子×カフェ』『駄菓子×ホテル』といったように既存のビジネス業態と掛け合わせることで、新たな『駄菓子』という業態を確立し、ゆくゆくは全国に広げていきたいという夢を持っています。

3. イベント開催概要一覧

項目内容
イベント名ロジウラレトロ祭り
開催日時2026年6月6日(土)、7日(日) 10:00 – 17:00
会場水上温泉・旧ひがき寮(旧飛騨屋)
入場料無料
主なプログラム昔あそび体験、モノづくりWS、掘り出し物市、紙芝居、駄菓子屋、お団子づくり など

【編集後記】情報ぐんまが見据える未来

今回の取材を通じて最も強く感じられたのは、産学官金の連携によって大切に育まれてきたプロジェクトが、本当の意味で「地域の血の通った活動」へと昇華した瞬間の一体感です。長屋の個性的な一室一室が、クリエイターたちの熱量で満たされ、日常の風景となる日も遠くありません。地域共創メディアとして、情報ぐんまは今後もこの場所から生まれる新たな文化とプレイヤーの動向を追い続けていきます。

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