Article Title


群馬県高崎市にある宿泊施設「カラスヤゲストハウス」。このゲストハウスの運営を手がけるのは、高崎市出身で高崎経済大学を卒業した野村敬祐さんだ。

野村さんは大学在学中にドイツへ留学し、そこで改めて日本の良さを実感したという。「海外に出ることで、逆に自分の国の魅力に気づくことができた。海外の人にも日本を通じてその感覚を味わってもらいたい」と語る。
また、ドイツで目にした古い建物が持つ価値に感銘を受け、歴史あるものを活かすことの大切さを強く感じたという。そうした経験から、「自分も旅を通じて人の視野を広げる手助けがしたい」と思い、ゲストハウスの開業を決意した。

諦められなかったゲストハウス運営の夢
「ゲストハウスをやりたいという想いはずっとあった」と野村さん。会社員として働く中でも、その気持ちは消えることがなく、ついに「カラスヤゲストハウス」をオープンさせた。

「大学時代にもっと旅をしておけばよかったと後悔している」と振り返る野村さんは、特に若い人たちに旅の重要性を伝えたいと考えている。「一人旅をすることで、自分の価値観が大きく変わる。できれば長期で、そして海外へ行くことをおすすめしたい」と大学生へのメッセージを送る。
「カラスヤゲストハウス」は、そんな野村さんの想いが詰まった場所だ。ただ泊まるだけでなく、訪れる人たちが旅を通して何かを感じ取れるような空間を目指している。旅好きな人も、これから旅をしてみたい人も、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

KARASUYA GuestHouse
〒370-0831 群馬県高崎市あら町5−2
【編集後記】
初めての記者体験で、取材や記事作成の大変さと面白さを実感しました。
インタビューするのは緊張しましたが、取材させて頂いた方が高崎経済大学の先輩ということで
今後の大学生活に役立つようなお話を聞くことが出来ました。
今後もたくさんの方に取材させていただきたいです!
【ライター/特派員】
左右田光綺(そうだみつき)
愛知県出身、高崎経済大学1年、
SONOAKIスポーツ部