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2026年4月22日、前橋・上毛新聞敷島球場にて開催された中日ドラゴンズとの5回戦。読売ジャイアンツは序盤の集中打で主導権を握り、5-1で2連勝を飾った。







【巨人】皆川岳飛選手が聖地・群馬に凱旋!「高校時代の夢だった舞台」で誓う新人らしい全力プレー
プロ野球、読売ジャイアンツの皆川岳飛選手(前橋育英高出身)が、ジャイアンツ対ドラゴンズの試合を前に、地元・群馬での開催に向けた熱い想いを語ってくれました。高校球児として汗を流した思い出の地で、一軍という「夢の舞台」に立つ皆川選手の等身大の言葉をお届けします。


■高校以来の「夢の舞台」への帰還
——群馬で開催される一軍の舞台。今の率直な心境はいかがですか?
皆川選手: 「貢献したいと思っていた夢の舞台にようやく進めたので、本当に嬉しいです。ここでまた野球ができるのは、高校時代以来ですね。当時から『いつかこんなに綺麗な球場でプレーしたい』と夢に見ていた場所なので、戻ってこれて感慨深いです」
——今日はご家族や関係者の方々も応援に来られているのでしょうか?
皆川選手: 「両親は最近も何試合か見に来てくれていますが、今日ももちろん来ています。あとは高校の同級生もたくさん駆けつけてくれているので、もし出場機会があれば、しっかりと頑張る姿を見せたいなと思います」
■皆川選手が語る「群馬の魅力」
——地元・群馬のおすすめポイントを教えてください。
皆川選手: 「やっぱり草津温泉ですね!高校・大学時代は、毎年年末に必ず行っていました。自分にとってもすごく思い出深い場所です。グルメなら、やっぱり焼きまんじゅう。群馬といえばこれですよね」
■1軍で生き残るために。「ガツガツ行きたい」
——改めて、これからはどんな選手として活躍していきたいですか?
皆川選手: 「一軍の舞台で結果を出し続けること。それがこの世界で生き残るための唯一のチャンスだと思っています。新人らしく、ガツガツと。声を出して、チームの勝利に貢献できるよう精一杯頑張ります!」







6回裏に代打で登場すると、三塁ゴロとなりながらも一塁へ気迫のヘッドスライディングを敢行。プロ初安打こそ逃したものの、泥だらけになって「結果を出して生き残りたい」と食らいつくガッツあふれる姿に、地元ファンから惜しみない拍手が送られました。
■井森美幸さん×皆川岳飛選手「同郷バッテリー」で華やかに開幕!










この試合では、群馬県・下仁田町出身の井森美幸さんが始球式を行った。背番号「315」のユニホームを背負い、軽やかな足取りでマウンドへ向かった。キャッチャーを務めたのは、群馬県・館林市出身の巨人皆川岳飛。同郷バッテリーという粋な演出に、スタンドからは大きな拍手が送られた。
投球は惜しくもワンバウンドとなったが、ボールは左右にそれることなく皆川のミットに吸い込まれた。投球を終えた後のインタビューでは、「1週間ちょっと、200球近くやったんですけどね。ちょっとあれですね、調整不足ですね。挑戦失敗しました」とストライク投球にならず悔しさをにじませた。同郷の皆川については、「もちろん前橋育英時代から見てますし、中央大学ですよね。期待はしたいですね。バッテリーを組ませてもらって嬉しかったです。きっと皆川選手も焼きまんじゅうを食べながら育ったのかなと思うと、仲間意識が芽生えました。」と郷土愛たっぷりに笑顔で語った。背番号の意味を聞かれると、「今シーズン、ジャイアンツが最高のシーズンになるように、阿部監督の「最高です」が何度も聞けるように、さあ行こう!ということです」と力強く語った。
■若き力が聖地・敷島で躍動!巨人が序盤の猛攻で主導権を握り2連勝



試合が大きく動いたのは2回裏だった。巨人は先頭の7番・平山が四球で出塁すると、続く 8 番・浦田が進塁打を放ち、走者を二塁へ進める。ここで 9 番・竹丸がセンター前へ

弾き返し、一、三塁とチャンスを拡大。この好機に 1 番・佐々木がライトへの先制タイムリーを放つ。さらに、2 番・キャベッジはショートゴロに倒れるも 3 番・石塚が、今季初スタメンに応えるタイムリースリーベースを放ち 2 点を加える。続く4番・ダルベックの打席では、相手のミスも重なり、この回一挙4得点を奪う猛攻を見せた。



リードをもらった先発竹丸は粘り強いピッチングを披露。5回表に中日・石伊のタイムリーで一点を返されるも、7 回裏には、ダルベックがスタンド上段へ叩き込むソロホームランを放ち、突き放した。
最後はリリーフ陣が0点で抑えるピッチングで中日の反撃を封じ込め、前橋開催の一戦を見事な勝利で飾った。敗れた中日は打線がつながらず、今季ワーストの6連敗となった。
〈竹丸投手試合後インタビュー〉


中 11 日の調整期間を経てマウンドに上がった竹丸投手は、「だいぶ元気になったので良かった」と体調の良さを口にしマウンドに向かった。地方球場特有のコンディションについては、「傾斜があまりないのとちょっと低かったので、1、2 回はなんか合わないなという感じはあった」と序盤こそ違和感を抱えていたものの、イニングを追うごとに「徐々にあってきて、最終的にはいい感じに投げられた」と見事な修正力を披露。
また、バットでも快音を響かせ、初ヒットを記録。「球が速くてちょっと詰まってたんですけど、いいところに落ちてくれてよかったです」と、記念すべき一本を謙虚に振り返った。
〈イニング間イベント〉



試合中もファンの目を楽しませる演出が続いた。四回表終了時には、東京ドームで行われている名物企画の「寿司レースが」行われた。
スタート直後から加速していったエビが、そのまま逃げ切りゴール。今季初勝利となった。2着アナゴ、3着マグロの結果となった。白熱した展開にスタンドからは大きな歓声が上がった。
★すしレース
ファン参加型のイニング間イベント。出場者は、マグロ、コハダ、タマゴ、エビ、アナゴ、イカ、ウニ、芽ネギ、かんぴょうの9貫に扮して競争する。
さらに、5回裏終了後にはサプライズ花火が上がり、球場内が歓声に包まれた。
2年ぶりに前橋で開催となったセ・リーグ公式戦とあって多くのファンが詰めかけ、ジャイアンツはその期待に応えるように試合内外で会場を大いに盛り上げた。
■代打:坂本勇人執念の一打





■石塚裕惺選手、ほろ苦くも価値ある初打点!4三振の悔しさを胸に「自分にできる全力プレーを」
前橋の夜、ジャイアンツのドラフト1位ルーキー・石塚裕惺選手が、激動の1軍合流から初めてのお立ち台に立ちました。
結果は4三振とプロの洗礼を浴びながらも、ここぞの場面で勝ち越しのプロ初打点を記録。
悔しさと喜びが入り混じる、等身大のヒーローインタビューをお届けします。



■「泉口さんの代わりに」4三振の壁に当たりながら掴んだ1点


——プロ初打点を挙げ、勝利に貢献しました。今のお気持ちは?
石塚選手: 「(負傷降板した)泉口さんがああいう形になってしまって、自分にチャンスが回ってきました。今井さんの代わりにはなれないですけど、しっかり自分のやるべきことをやろうと。今日は4三振してしまったので、ちょっと喜んでいいか分からないんですけど……、いい場面で打ててよかったです」
——ファンの皆さんの温かい声援も届いていたのではないですか?
石塚選手: 「はい。もっと叱咤激励していただいて、もっともっと練習して、活躍できるように頑張ります」
■ファームでの本塁打から急遽1軍へ。激動の2日間
——昨日の午後、ファームの試合で本塁打を打ち、試合途中に急遽1軍(長野・前橋遠征)へ招集されました。どんな覚悟でこの地へ向かってきたのでしょうか?
石塚選手: 「いや、もうやるべきことをやるだけだと思っているので。しっかり全力プレーをするために来ました」
■初のお立ち台。そして「日本一」への誓い
——初めて立ったお立ち台。景色はいかがですか?
石塚選手: 「最高です」
——今後の目標、そしてファンの皆様へ一言お願いします!
石塚選手: 「チーム一同、リーグ優勝、日本一を目指して頑張ります。
これからも応援のほどよろしくお願いします!」



【編集後記】
2 年ぶりに前橋で開催されたセ・リーグ公式戦は、入場開始の 1 時間以上前から多くのファンが球場に詰めかけ、その人気の高さを改めて感じました。老若男女を問わず訪れた観客の熱気に包まれ、会場周辺は早くからにぎわいを見せていました。球場に隣接する陸上競技場の一角には多くの出店が並び、どの店にも長い行列ができるなど、お祭りのような雰囲気が広がっていました。試合も終始ジャイアンツペースで進み、ファンにとっては満足度の高い内容だったのではないでしょうか。次回の開催がいつになるのか、今から心待ちにしたい。
ダイジェスト
















[ライター]
左右田光綺(そうだみつき)高崎経済大学3年 学生団体 SONOSAKI 所属
共同編集:情報ぐんま