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【B.LEAGUE】サンダース、怒涛の7連勝でCS圏内へ!5,228人が目撃した「群馬一丸」の歴史的一夜

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群馬マスコミ3社スペシャルゲーム:群馬クレインサンダーズ vs アルティーリ千葉

地元メディア3社が一致団結!CS進出へ向けてブースターと共に熱いエール

4月1日、オープンハウスアリーナ太田(太田市)で開催された「群馬マスコミ3社スペシャルゲーム」。
平日の夜、しかもあいにくの雨模様。しかし、アリーナにはそんな条件を跳ね返す5,228人ものブースターが詰めかけました。
立錐の余地もないほど紫に染まったスタンドが、アルティーリ千葉を圧倒する「群馬一丸」のパワーを象徴していました。

結果は 84-59。今季最多タイの7連勝を飾り、ついに悲願のCS(チャンピオンシップ)出場圏内へと躍り出ました。

地元メディア3社が一致団結!CS進出へ向けてブースターと共に熱いエール

試合開始前、群馬県内の主要メディアである上毛新聞社、群馬テレビ、エフエム群馬の社長3名がコートに登壇。超満員のブースターを前に、チャンピオンシップ(CS)進出を狙うサンダーズへ、そして遠路駆けつけたアルティーリ千葉のファンへ向けて、三者三様の温かくも力強いメッセージが送られました。

■上毛新聞社:関口 雅弘 代表取締役社長

「CS確定に向け、一戦一戦の勝利を積み重ねよう」 あいにくの雨模様にもかかわらず集まった多くのファンに感謝を述べるとともに、千葉から訪れたアウェーのファンを「素晴らしいお客様」と温かく歓迎。 「試合は記録だけでは決まらない。CS確定に向けて一歩一歩、一つ一つの勝利を積み重ねていきましょう。みんなで全勝を目指して応援しましょう!」と、会場の士気を高めました。

■群馬テレビ:中川 伸一郎 代表取締役社長

「ポチッと君も参戦!勝利のポーズで夢を掴む」 群馬テレビの人気キャラクター「ポチッと君」と共に登場し、会場を一気に盛り上げました。 「サンダーズ応援のためにポチッと君を連れてきました。CSは夢ではありません」と宣言。ブースターと共に「3、2、1、ポチッ!」の合図で勝利のポーズを決め、最高峰のプレーを楽しむ準備を整えました。

■エフエム群馬:塚越 正弘 代表取締役社長

「この太田アリーナで、チャンピオンシップを見たいと思いませんか?」 今シーズンのサンダーズの戦いぶりを「本当に素晴らしい」と称賛。残り1ヶ月となったシーズンに向け、「できればこのホーム・オープンハウスアリーナ太田でチャンピオンシップを見たい。ブースターの皆さんもそう思いませんか?」と問いかけると、会場からは大きな拍手が巻き起こりました。「そこまで辿り着けるよう、共に頑張りましょう」と共闘を誓いました。

■試合結果:群馬クレインサンダーズ 84 – 59 アルティーリ千葉

(第28節・オープンハウスアリーナ太田)

鉄壁の守備でA千葉を圧倒!今季最多タイの7連勝を飾る

序盤から3点シュートの決定率が上がらず苦しい立ち上がりとなったが、サンダーズは持ち味の粘り強い守備でA千葉を翻弄。第1クォーターからSG細一輝の3点シュートやSFトレイ・ジョーンズのドライブなどでリードを奪うと、後半も強度を緩めず、相手のターンオーバーを誘発。最終的には25点差をつける快勝で、通算成績を31勝16敗とした。

これにより、チャンピオンシップ進出を争うワイルドカード圏内での順位は3位をキープ。2位の千葉Jが敗れたため、ゲーム差はついに「1」まで縮まった。

■3.2.1.群馬一丸!

試合後のヒーローインタビュー🎤

カイル・ミリングHC は「ハードな2連戦を終えた直後の難しい調整の中、選手たちは本当によく集中してくれた。特別な魔法があるわけではなく、ハードワークの継続と素晴らしいチームケミストリーの賜物」と、チームの成熟ぶりに手応えを語りました。

■ 19得点のヒーロー、トレイ・ジョーンズ選手も「一戦必勝」を強調

この日のヒーローは、チームハイの19得点を挙げた トレイ・ジョーンズ選手。 「後半にディフェンスを締め直し、強く試合を終えられたのは収穫。ただ、これで満足はしていない。浮かれずに1試合1試合を大切に戦いたい」と、頼もしいコメント。

■ 敵将も脱帽。「完全に支配された」

試合後の記者会見、アルティーリ千葉のアンドレ・レマニスHCは、開口一番にサンダースのプレーを称えました。 「最近のサンダースは非常にハイレベル。今日は完全に試合を支配されてしまった。彼らのフィジカルなディフェンスにリズムを狂わされ、やりたいバスケットを全くさせてもらえなかった」 B2で圧倒的な強さを誇るA千葉(※昨季実績等)を率いる名将にここまで言わしめるほど、今のサンダースの守備は「鉄壁」の域に達しています。

■ 課題のリバウンドで圧倒。執念が生んだ「多様性」の勝利

今節、特に光ったのがリバウンドの強さです。リバウンドに定評のある相手に対し、一歩も引かずにボールを支配しました。

カイル・ミリングHCの会見より:

「リバウンドについてはシーズンを通して毎日ハードにプッシュし続けてきました。その成果がようやく形として現れています。今日は3ポイントの成功率が伸び悩みましたが、代わってディフェンスとリバウンドで我慢できた。ガードが点る日もあれば、ビッグマンが支える日もある。この『多様性』こそが、タフなスケジュールを勝ち抜く鍵です」

■ 「2週間で世界は変わる」指揮官が説く、CSへの覚悟

この勝利でついにワイルドカード圏内へと浮上。しかし、ミリングHCの表情に緩みはありません。

「2週間前まで、我々はプレーオフ圏外にいました。今は圏内に入りましたが、集中を欠けば2週間でまた簡単に転落します。一瞬で状況が変わるからこそ、一戦一戦、ステップバイステップで戦う。今はただ、土曜日の島根戦のことだけを考えています」

■ 「優勝時と同じ感覚」中村拓人が語る、チームの劇的進化

この日、脚の負傷から復帰3試合目となった 中村拓人選手。司令塔としてゲームをコントロールした彼が会見で語った言葉には、確信に満ちた力強さがありました。

「(広島での優勝シーズンと)同じような感覚を自分自身でも感じています。今、チームとしてディフェンスとリバウンドを大きく改善できている。それがこの連勝の大きな要因です」

かつて頂点を知る彼が感じる「あの時の手応え」。以前は課題とされていた守備意識が、今や「1人1人がコートで表現し、ベンチメンバーもそれを見て鼓舞される」という理想的なサイクルに入っています。


■ 12人全員が揃ったホーム。ファンの「一番の願い」が叶った夜

今節のもう一つの大きなトピックは、開幕時のロスター12人全員が久々に揃ってホームのコートに立ったことです。

「本当にいつぶりだろうというくらい。何よりファンの皆さんが一番待っていたことだと思う。全員でやれたことは、これからの戦いに向けて大きなプラスになる」

中村選手自身も「まだ完治ではないが、試合を重ねて感覚を取り戻したい」と語りつつ、チーム全員で戦える喜びを噛み締めていました。

■ 「本来のやりたいバスケ」が今、形になっている

この日も勝負どころでシュートを沈めた細川選手。チームの連動性について、確かな手応えを口にしました。 「メンバーがしっかり揃って、本来のやりたいバスケが今できている。トレイ(ジョーンズ選手)との連携でも、自分が空いているところに動けばいいパスが来る。いい流れでバスケができています」

また、開幕時から意識していたという「ドライブ」についても、「チャンスがあればピック&ロールから狙いたい。今日は冷静に判断してアタックできた」と、攻撃の幅が広がっていることを証明しました。

■ 外国籍選手を封じる「独自のディフェンス理論」

187cmの細川選手が、自分より大きな外国籍選手をフィジカルで圧倒する場面も。その秘訣は「当てるタイミング」にあると言います。 「先に当てないと飛ばされてしまう。相手がドライブに来た瞬間に自分の体を当てることで、相手に自由な動きをさせない感覚を大事にしています」 この泥臭くも知的なディフェンスこそが、今のサンダースの躍進を支える「鉄壁」の正体です。

■ 編集後記:2週間で世界を変えた、サンダースの底力

2週間前、チームはまだプレーオフ圏外にいました。しかし、この短期間で景色は一変しました。

驚くべきは、水曜夜の雨中という足元の悪い状況で記録された5,228人という動員数です。これは単なる数字ではなく、群馬県民の「サンダーズと共に歴史を作りたい」という熱望の現れに他なりません。

ミリングHCは言います。「2週間で圏内に入ったが、逆も起こりうる。だからこそ、一戦一戦を大切にする」。 ワイルドカード2位の千葉Jとのゲーム差はついに「1」。 悲願のCS進出へ。群馬の地から、さらに大きな声援を送り続けましょう!

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