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2025年7月10日、埼玉県行田市の歴史ある建物「牧野本店」に、全国のものづくりと出会えるセレクトショップ『日々新た』がオープンしました。
コンセプトは「知るっておもしろい、」
足袋や藍染といった地元の技から、全国各地の職人が生み出す器や衣類まで、店主が直接見て触れ、つくり手と語らいながら選び抜いた品々が並びます。
訪れるたびに新しい発見と出会いがあり、日常の暮らしに彩りを添える場所です。
『日々新た』のオーナーの石川 尊央(いしかわ たかひろ)さん)にお話しを聞きました。

【お店の背景】
お店のコンセプトについて教えてください。
「知るっておもしろい、」がコンセプトです。
ここで作られているんだ、こんな技術があるんだ、こういうものづくりの形があるんだ、などものを通じて知れることがたくさんあると思っています。
ものを通じて知った何かが、その土地に行ってみたくなったり、もっと知りたくなったり、作っているところを見たくなったりと興味や関心が色々と派生しながら続いていくと嬉しいです。



『日々新た』という名前に込められた想いや由来はありますか?
お店に来るたびに新しいものとの出会いがあったり、新しく知ったり、興味や関心広がって新しい視点が得られたり、するそんなお店にしたいと思いました。
オープンはいつでしたか?また、開業のきっかけは何でしょうか?
2025年7月10日です。私は行田市出身で、ものづくりの文化がある行田の地で、足袋蔵などの建物を活用して各地のものづくりに触れられるようなお店を作りたいと考えていました。
埼玉のものを知って買うことができる、埼玉では普段触れられない各地のものが買える、ようなお店が行田にあると良いなと思っていたからです。また、都心部に買い物に行く、ネットで購入するという買い物の選択肢の中に、地域で生活する人が地域の中でいろいろなものに触れながら買い物ができるという選択肢があったらきっとそこで生活することが楽しいのではと思っていたからです。
4年ほど前からここでお店をやりたいなと気になっていた「牧野本店」という日本遺産の構成文化財の一つである建物を使わせていただけることになり開業することができました。
【商品について】



商品のこだわりポイントは?
各地にあるものづくりを自分の目で見たり、つくり手とお話しをして選んだものが並んでいます。
行田の足袋や羽生の藍染、鴻巣の赤物など埼玉のものもあれば福岡県の久留米絣を使ったもんぺや竹のタガで作られるお櫃や寿司桶、器、秋田杉を用いた木のお皿や長野県の靴下など各地のものを紹介・販売しています。
【店舗運営について】



お店の雰囲気を表すキーワードや、大切にされているイメージは何でしょうか?
ゆっくりとものを見て触って聞いて選ぶことができる空間づくりを心がけています。
また、それぞれの商品のところに置いているPOPを見たりお話ししたりする中でつくり手の姿や作っている場所なと想像していただけたらと思っています。
【今後について】

ターゲットとしている客層や、来店いただきたい方に向けてのメッセージは?
ものを買いに行くというよりも、「ちょっとものを見に行く」というような気軽な形で足を運んでいただきたいです。
店内のものを手に取りながら体感しながらゆっくり過ごしていただけたら嬉しいです
今後の展望やチャレンジされたいことはありますか?
企画展などを通じて様々な方とものを通じてコミュニケーションを取れる機会を作っていくこと、ものの販売だけではなワークショップなどのイベントを企画し、地元の人が気軽に足を運べる場所にしていきたいです。
最後に、読者に伝えたいメッセージがあればお願いいたします。
自分の生活に取り入れていきたいものを探したり、誰かにギフトを考える時などの選択肢にしていただけると嬉しいです。
【日々新た・プロフィール】
日々新た・店主プロフィール
石川尊央(いしかわたかひろ)。埼玉県行田市出身。福岡県八女市で活動後、2025年に出身地である行田市にUターン。
市内にある歴史的建造物である足袋蔵を活用したセレクトショップ『日々新た』を開く。
【店舗情報】
住所 : 埼玉県行田市行田1-2
電話 : 070-6529-5446
営業時間 : 11:00 ~ 17:00
店休日 : 火曜・水曜(詳細はInstagramにて)
URL:https://www.instagram.com/hibiarata_/
【編集後記】
取材を終えて感じたのは『日々新た』が単なる「買い物の場」ではなく「ものづくりの入り口」だということです。
商品の背景にある物語や土地の空気、作り手の思いまでを、店主の言葉と手ざわりを通して知ることができます。
行田のまち歩きの途中にふらりと立ち寄れば、きっと新しい興味や旅の切っ掛けが見つかるはずです。