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Bリーグ1部(B1)東地区の群馬クレインサンダーズは、ホームのオープンハウスアリーナ太田で行われたレギュラーシーズン最終節、仙台89ERSとの2連戦を劇的な形で連勝。クラブ史上最多となるシーズン42勝を挙げ、チャンピオンシップ(CS)クォーターファイナルでのホーム開催権を自らの手で引き寄せた。



【2日】残り9秒、ブラックシアー・ジュニアが逆転弾
2日の第1戦は、序盤から怪我人を抱える苦しい布陣となったが、第4クォーターにドラマが待っていた。それまで課題となっていたトランジションディフェンスを修正し、チーム全員で粘り強く戦い抜くと、試合終了間際にエースが魅せた。
81-82と1点を追う残り9秒、トレイ・ジョーンズ選手からのパスを受けたケーリー・ブラックシアー・ジュニア選手が、ゴール下で強引にねじ込み逆転。これが決勝点となり、83-82で1点差の接戦を制した。











HCコメント: カイル・ミリングHC: 「少し不思議な展開のゲームだったが、怪我に負けず戦い続けてくれた。4クォーターにモメンタム(勢い)を変えることができたのが勝因だ」
MVP ブラックシアー・ジュニア選手コメント: 「常に12人全員がステップアップできるチーム。終盤はとにかくアグレッシブに行こうと決めていた。チームメイトが自分を信じて見つけてくれたおかげだ」
【3日】中村のブザービーターで延長戦を制し、過去最多42勝
3日の最終戦は、前日をさらに上回る死闘となった。一時は最大15点のリードを許す苦しい展開となったが、ホームの大声援を背に猛追。
第4クォーター、残り11秒でブラックシアー・ジュニア選手の3ポイントシュートが決まり同点に追いつき、延長戦(OT)へ。一進一退の攻防が続く中、同点で迎えた残り5秒、ボールを託されたのはPGの中村太地選手。自ら切り込み放ったレイアップシュートが、終了のブザーとともにネットに吸い込まれる劇的な「ブザービーター」となり、87-86で大逆転勝利を飾った。
この勝利により、群馬は通算成績を42勝18敗とし、地区2位を争う千葉Jが敗れたため、東地区2位が確定。悲願のCSクォーターファイナル本拠地開催を勝ち取った。



夢の舞台、CSホーム開催へ
試合後、アリーナは歓喜の渦に包まれた。中村選手は「最初からアタックしようと決めていた。最高の形でレギュラーシーズンを終えられた」と安堵の表情を見せた。
最後のポゼッション、相手のスイッチを読み切り、カイルHCの指示通り果敢に攻めた中村選手。
「最終的にそれが良い形となり、逆転のウィニングショットに繋がって良かったです。」
苦しい時間をディフェンスで耐え抜いたからこそ、最後の歓喜が待っていました。
【試合結果】
- 5月2日(土): 群馬 83 – 82 仙台
- 5月3日(日): 群馬 87 – 86 仙台(延長)